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3月の百万遍手作り市は抽選にもれてしまいました。
残念。15日わたしはいませんよ。

作業に没頭しようと思います。一木でいろいろと思うことがありましたので。
結局、「ヤルシカネエナ。」と声がきこえましたので。



今、決まっている展示予定は
7月に工藝百職での個展と9月アンティークベルでのグループ展「呼吸すること」です。
「呼吸すること」は去年5月に開催のグループ展の第2回目となります。
特設ブログありますのでごらんください。
呼吸すること project



前に写真載せたガラスは見込みの表情がすきなのです



この表情ね、ガラスを粉のように砕いて使っているので細かい泡が集まってますのよ。
今日は型つくり。
粘土で素焼きの型をつくります
ろくろひけないので発泡スチロールや紙コップなんかを型にして。
型の型。
この前、蹴ろくろで茶碗ひく動画を見たんですがまさに「呼吸」しているようでした。無駄な動きがなくて身体に動きが染み込んでて。
呼吸するようにつくるとは素材の呼吸に合わせることなんだな
素材の呼吸に無理なく身体がついていけると傍から見てたらその人が呼吸してるだけのように見えるのね。
ガラスは成形時は高温なので触ることはできない。
吹きガラスにおいては道具を手の代わりに身体の延長にして触ることができる。
その作業は素材に呼吸を合わせて行われる。特に熱いガラスはどんどんと冷めて待っててくれないから、よりガラスのことを知っていて合わせていくことが大切であるのだけれど。
僕は型にガラスをつめて窯の中で熔かしてつくる。
ので冷たいガラスにしか触れない。冷たいガラスはもちろん勝手に動いたりしない。そっと息を潜めてる。
なんでね。僕にできるのはこの型のこのラインにガラスがゆっくりと流れてくんだろうと想像すること。このへこみにはこう落ち込んでって引っかかるとか、ここは狭すぎて窮屈でしょとか、ここスッといってとかを。
窯のなかで息が合いますように